セキセイインコはなぜ一日中発情してるの?その理由とインコあるある
「我が家のセキセイインコ、全員オスなのに一日中ずーっと発情しているんです。同じことをずっと繰り返してて飽きないのかな?と感心するくらい…」
そんな飼い主さんの疑問、実は多くのセキセイインコ飼いさんが共感していることなのです。
なぜオスのセキセイインコは発情しやすいのか?
セキセイインコの発情行動は、自然な生理現象です。特にオスは「見せたい・アピールしたい」本能が非常に強いため、
- 飼い主への愛情表現
- お気に入りのオモチャや鏡への求愛
- 縄張り意識や自分の存在アピール
などを通じて、ほぼ年中発情モードに入りやすくなっています。
さらに、人工的な環境(室温・照明・栄養豊富な食事)が、野生とは違って発情の「季節制限」をなくしてしまい、
結果的に四六時中発情スイッチが入っているという状態になることも珍しくありません。
同じことを繰り返しても飽きない理由
インコは「ルーティン行動」が大好きです。特に発情中は、
- 首を振る
- 物に吐き戻す
- ケージの隅でカクカク
といった行動を延々と繰り返します。
これらの行動は快感や達成感を得るための行動であり、人間でいえば「クセになる趣味」に近いのかもしれません。
あるあるフィクション:発情ボーイズの仁義なき朝
朝6時、リビングにこだまする「ピュイーー!!」という甲高い声。
目をこすりながら起きてくる飼い主を横目に、セキセイインコのココ、モモ、レオ(全員オス)は、
今日もお気に入りのミラーの前で見事な「愛のダンス」。
ココが吐き戻せばモモがダンス、モモがダンスすればレオが歌う…
毎日がミラーボール回るラブソングライブ状態。
「なんで君たち、飽きないの?」と聞いても、
「飽きる理由がないピヨ」と言わんばかりに、今日もケージの中でフェス開催中。
発情しすぎるのは大丈夫?
発情そのものは問題ありませんが、過剰になると体に負担がかかります。
以下のような対策をとると、少し落ち着くこともあります。
- 鏡やぬいぐるみなど、発情のきっかけになる物を外す
- 日照時間(照明)を短くして、夜を長くする
- 栄養価の高すぎるごはん(シードやペレット)を見直す
- スキンシップのやりすぎに注意する(頭を撫ですぎない)
まとめ:インコの発情は「好き」のかたち
「セキセイインコはなぜ一日中発情してるの?」という疑問の答えは、
それが彼らの“愛のかたち”であり、本能に従って元気に生きている証拠だからです。
ちょっぴり困ったり、笑えたり、癒やされたり…。それもまた、インコと暮らす日々の醍醐味なのかもしれませんね。