子供の頃のセキセイインコとの出会い
僕が初めてセキセイインコを飼ったのは小学生の頃。姉が飼っていたインコが迷子になったことで、代わりに僕が飼い始めたのがきっかけでした。
でも当時はまだ子供。犬を飼う感覚で育ててしまい、迷子にしてばかり。今思えば、インコにとっては迷惑だったかもしれません。その結果、中学生になると同時に飼うのをやめました。
40歳で迎えた、人生2度目のインコ飼育
そして時は流れ、40歳。近所に新しくできたペットショップに立ち寄ったとき、あの懐かしい姿に再び心を奪われました。そう、セキセイインコです。
「今度こそちゃんと育てたい」という想いで2羽をお迎え。しかし…
最初の2羽はまるで観賞用インコ
手を入れれば逃げ、呼んでも知らんぷり。どうしても手乗りにしたくて、毎日手乗り訓練を続けたものの、結局懐かないまま数年後に亡くなってしまいました。
この経験が、僕にとっての大きな学びとなりました。
運命の出会い:パイドブルーの女の子
「やっぱり手乗りが欲しい」と思った僕は、再びペットショップに通い詰める日々。そこで出会ったのが青と白のパイドブルーのメス。
最初は寝ていたので別の子を選ぼうとしたその瞬間、突然目を覚まして猛アピール。その姿に心打たれ、即お迎えしました。
結果…大正解!びっくりするくらい懐きました。
ルチノーとの奇跡の出会い
1ヶ月後、「今度は産毛のある雛が欲しい」と再びショップへ。そこで見つけた黄色の雛インコ。模様があると思ってたら…なんとルチノー!真っ黄色で模様がない!
驚きつつもお迎え。その子も驚くほど懐き、なんと14歳まで生きてくれました。僕の中で最長寿インコです。
現在のセキセイインコライフ
今は複数羽と一緒に暮らしています。3代目、5代目と続き、ほとんどが手乗りインコです。
懐かせるためのコツ
- すでに懐いているインコとペアにする
- 懐いてるインコを手に乗せてオーツ麦を与える
- 懐いてない子が真似して手に乗ってくる
- 1日1回ではなく、毎日継続するのが大切
セキセイインコは仲間意識が強く、群れの行動に影響されやすい鳥です。これを利用しない手はありません。
迷子対策は徹底しています
大人になってからは、迷子は一度も出していません。放鳥前には窓もドアも雨戸まで閉める。部屋から出るときも肩に乗ってないか必ず確認します。
迷子にしたら最後。自然界で生き延びるのはほぼ不可能だからです。
毎日が日課、でも苦じゃない
旅行も基本は日帰り。毎日お世話することが僕の習慣で、苦痛に感じたことは一度もありません。
彼らは家族であり、僕の癒しであり、人生のパートナーです。必ず最後まで看取る覚悟でいます。
あるあるエピソード:ヤキモチと嫉妬
手乗りインコAを肩に乗せたまま、Bを撫でていたら…
突然Aが「ピッ!」と怒りの鳴き声を上げて飛び去り、背後からタックルのように再アタック!
「え…今、嫉妬?」と笑いながら反省しました(笑)。
まとめ:セキセイインコとの暮らしは一生モノ
セキセイインコとの暮らしは、試行錯誤と感動の連続。でも、その先には信頼関係と深い絆が待っています。
子供の頃の失敗があったからこそ、今こうしてインコとの幸せな日々を過ごせていると実感しています。