
セキセイインコのメガバクテリア症は治せる病気です!~感染・対策・感動ストーリー~
「セキセイインコ メガバクテリア症 対策」と調べているあなた。愛鳥の体調が気になるのですね。でも大丈夫。メガバクテリア症は、早期に気づいて正しい治療を受ければ、薬で必ず治る病気です。
メガバクテリア症ってなに?
メガバクテリア症(AGY症、通称メガバク)は、若鳥や雛に多く発症する真菌感染症です。特にセキセイインコで多く見られ、糞や吐き戻しを通じて他の鳥に感染するため、多頭飼いでは注意が必要です。
あるあるフィクション:ミントの奇跡
大阪府在住の松井さん(仮名)は、3羽のセキセイインコと暮らす鳥好きな女性。最近新しく迎えた雛「ミント」が、食欲も元気もない様子に不安を感じ、すぐに鳥専門の動物病院を受診しました。
診断結果は「メガバクテリア陽性」。松井さんは泣きそうになりながら「どうすればいいんですか?」と獣医師に尋ねました。
すると先生は優しくこう言いました。
「焦らなくて大丈夫ですよ。この病気は、薬でちゃんと治りますから」
対策と治療法:きちんと対策すれば怖くない!
- 抗真菌薬の投与:代表的なのはアムホテリシンB。処方された分をきちんと飲ませることで完治が可能です。
- 隔離飼育:他のインコと別ケージで管理。糞や吐き戻しを介した感染を防ぎます。
- 衛生管理の徹底:食器やケージを熱湯消毒、敷材をこまめに交換します。
- ストレス軽減:静かな環境、安心できるスペースを用意して体力をサポート。
- 体重チェックと観察:毎日の体重測定と、便のチェックが重要なサインになります。
メガバクあるある:こんなサインに要注意
- よく寝ている、ぼんやりしている
- 食べているのに体重が減る
- 便に未消化の種が混じる
- 吐き戻しが多い
- 「なんとなく元気がない」
ミントの回復と仲間たち
ミントは投薬を始めてから10日ほどで体重が増え始め、1ヶ月後にはすっかり元気に。再検査でも陰性となり、無事に他の2羽と合流できました。
松井さんは言います。
「ネットでは怖い情報も多いけど、ちゃんと治療すれば治るって知れて、本当に安心しました」
まとめ:恐れず、でも油断せず
メガバクテリア症は、確かに怖い病気ですが、決して“治らない病気”ではありません。大切なのは、早く気づいて、すぐに行動すること。
「あれ?」と思ったら、すぐに鳥専門の獣医さんに相談しましょう。あなたの気づきが、インコの命を守ります。