セキセイインコのシニア期に気をつけたいこと|年齢と接し方のポイント
可愛らしい見た目と賢さで人気のあるセキセイインコですが、彼らにも「シニア期」があります。
一般的に8歳〜9歳頃からがシニアとされ、人間で言えば68歳〜74歳くらいに相当します。
参考記事:
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/9e6593114944ab0ecb4cb9c9429df0e312751bf7
セキセイインコのシニア期とは?
セキセイインコは平均寿命が7〜10年ほどといわれており、8歳を超えると「高齢」と見なされます。
この頃から徐々に体力が落ち、以前のような活発な動きが見られなくなることもあります。
若いインコと比べて反応が鈍くなったり、放鳥しても自分から寄ってこなくなることもあります。
シニア期のインコに見られる変化
- 飛ぶ距離が短くなる
- 止まり木の上でじっとしている時間が増える
- 羽づくろいの頻度が減る
- 若いインコとの距離をとるようになる
- 食欲や飲水量の変化
若いインコとの同時放鳥には注意
若いインコと一緒に放鳥すると、シニアの子は自然と距離を置くことが多くなります。
動きについていけず、ケガの原因になることもあるため、一緒に遊ばせるときは無理に近づけたりせず、それぞれのペースを尊重しましょう。
筆者の体験談:我が家のシニアインコの場合
我が家のセキセイインコ「ピコちゃん」は現在10歳。若いころは部屋中を飛び回り、肩や頭に乗って甘えてきましたが、最近ではのんびりとケージ内で過ごす時間が増えました。
2歳の若い子「ミント」と一緒に放鳥すると、ミントが元気に動く一方で、ピコちゃんは少し離れたカーテンレールにとまって静かに羽づくろい。
最初は心配しましたが、ピコなりに自分のペースで過ごしているとわかり、無理に関わらせないようにしています。
食事も消化の良いシードを中心に、シニア用サプリメントも取り入れるようにしました。
シニアインコと快適に暮らすためのポイント
- 段差の少ないレイアウトに: 落下やケガのリスクを減らすよう止まり木の位置やケージの中を調整しましょう。
- 若い子と分けて行動: 無理に一緒にさせず、それぞれのスペースを確保してあげることが大切です。
- 食事内容の見直し: シニア用フードやサプリメントを検討しましょう。
- 定期的な健康チェック: 病気の早期発見のため、動物病院での定期健診もおすすめです。
まとめ|セキセイインコのシニア期は穏やかな時間を大切に
シニア期のセキセイインコは、これまでのように活発ではないかもしれませんが、落ち着いた優しい時間を過ごしています。
無理をさせず、静かで快適な環境を整え、愛情を持って寄り添ってあげることが大切です。