セキセイインコ迷子は絶対ダメ!
セキセイインコを迷子にしてはいけません。
その理由はとてもシンプルで、迷子になったセキセイインコの多くは、1日~2日で死んでしまうからです。
餌を自分で探せない、水も飲めない、帰巣本能もない――それが現実です。
生きて戻るのは「奇跡」
残酷なようですが、これは事実です。
帰ってくるインコは、ほんの一握り、数パーセントの確率しかありません。
「大丈夫かも」と甘く考えるのは絶対にやめてください。
なぜ迷子は命取りなのか
- 餌が見つけられない:ペットのセキセイインコは野生の知識がありません。
- 水が飲めない:暑さや脱水で1日で衰弱することも。
- 帰巣能力がない:鳩と違い、自宅に戻る力は持っていません。
- 天敵や事故が多い:猫、カラス、人の車など、危険が多すぎます。
実体験:1羽だけ戻ってきた。でも他は…
私も過去に何羽か迷子にしてしまった経験があります。
1羽だけ奇跡的に帰ってきました。でも、他の子たちは戻ってきませんでした。
炎天下での放浪、恐怖、空腹、乾き…インコにとって迷子は地獄です。
あんな可哀想な思いは、もう二度とさせたくありません。
だからこそ、放鳥時の注意が必要
窓を開けての放鳥は絶対にNG
「少しだけならいいかな」は絶対にやめましょう。
網戸越しでも簡単に逃げてしまいます。窓もドアも完全に閉め切るのが基本です。
暑いならエアコンをつけて
夏の放鳥は熱中症も危険です。
暑いからといって窓を開けるのではなく、エアコンをつけて安全に放鳥してあげましょう。
迷子にしない努力こそ、飼い主の責任
迷子を減らすには、「迷子にしない覚悟」が必要です。
「気の毒」と思う前に、「自分が絶対に迷子にさせない」と決意してください。
反論があるかもしれませんが、迷子にしない努力をしてから言ってほしいのです。
参考リンク
迷子インコについての意識を広める活動も紹介されています:
https://nishi2.jp/299764/
まとめ:インコの命は飼い主にかかっている
インコは迷子になったら帰ってきません。
だからこそ、日常の管理、放鳥時の対策が重要です。
セキセイインコを守れるのは、あなただけです。
愛するインコのために、今日から意識を変えましょう。