セキセイインコを長生きさせるために病気になった時の応急処置

セキセイインコが病気になった時、一番大切なのは早めに動物病院へ連れて行くことです。これは大前提です。
しかし、寒い冬の日や、どうしても仕事や用事で「今日は連れて行けない…」という状況もありますよね。

そんな時、何もしないで様子を見るのは危険です。
自宅でできる応急処置を正しく行うことが、セキセイインコを長生きさせる大きなポイントになります。

この記事では、小学生の頃からセキセイインコを飼い続け、飼育歴20年以上になる僕が、実体験をもとに「本当に大切な応急処置」をお伝えします。

まず大前提|病気のセキセイインコは必ず病院へ

応急処置はあくまで「一時的な対応」です。
症状が改善したように見えても、根本的な原因は分かりません。

✔ 羽を膨らませている
✔ 元気がなく、止まり木でじっとしている
✔ 餌を食べない、水を飲まない
✔ フンの色や形がおかしい

こうした症状が出ている場合は、可能な限り早く鳥を診てくれる動物病院へ連れて行ってください。

応急処置で最重要なのは「保温」

寒い日は必ず保温が必要

セキセイインコが体調を崩した時、最優先すべきなのが保温です。

暑い夏場であれば無理に保温する必要はありませんが、
寒い冬や気温が低い日は、保温をしないと一気に体力を奪われます。

僕の結論としておすすめしたいのは、
エアコンで25度以上に保った部屋で、鳥かごの中で静かに見守ることです。

ひよこ電球・ペットヒーターをおすすめしない理由

よく「保温=ひよこ電球やペットヒーター」と言われますが、
最近の経験から、僕個人としてはあまり推奨していません

理由はとてもシンプルです。

ペットヒーターの表面温度は、25度や30度ではありません。
60度近くになるものもあります。

その近くにセキセイインコがいると、
✔ 火傷の危険がある
✔ 火傷しなくても身体に大きな負担がかかる

実際に、動物病院でかなり高温の環境で保温され、その後亡くなってしまったケースも見てきました。

それよりも、エアコンで部屋全体を自然に暖める方が、体への負担は圧倒的に少ないです。

とにかく食べてもらうことが重要

病気のセキセイインコは、体力が落ちています。
何よりも「食べること」が生きる力につながります。

食べやすい餌を用意する

おすすめなのは、オーツ麦のように殻が柔らかく、食べやすい餌です。

また、粉状の栄養価が高いフードもとても有効です。
ペレットやシードの上から振りかけてあげるだけでもOKです。

水にはネクトンSがおすすめ

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水には、ビタミン剤としてネクトンSを入れてあげるのがおすすめです。

弱っている時は、普段よりもビタミンや栄養の吸収が重要になります。
ネクトンSは応急処置として非常に心強い存在です。

どうしても餌を食べない場合の最終手段

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それでも全く餌を食べない場合は、
フォーミュラなどのパウダーフードを使いましょう。

フォーミュラの与え方

✔ パウダーフードをお湯で溶かす(人肌程度)
✔ スプーンやシリンジで少しずつ与える

無理やり大量に与える必要はありません。
少量でも口にしてくれるだけで、生存率は大きく変わります。

静かな環境で見守ることも大切

応急処置中は、静かで落ち着いた環境を作ってあげましょう。

✔ 放鳥は控える
✔ 触りすぎない
✔ 大きな音や強い光を避ける

体力を回復させるためには、「休ませる」ことも立派な治療です。

まとめ|応急処置は命をつなぐための大切な時間

セキセイインコを長生きさせるために、病気になった時の応急処置で大切なのは以下のポイントです。

✔ 可能な限り早く動物病院へ
✔ 寒い日は必ず保温(エアコンで25度以上)
✔ 食べやすい餌と栄養補給
✔ 水にはネクトンS
✔ 食べない場合はフォーミュラを与える

応急処置は、セキセイインコの命を「次の日の病院」につなぐための大切な時間です。

20年以上セキセイインコと一緒に暮らしてきた経験から言えるのは、
正しい保温と栄養補給は、本当に生死を分けるということ。

大切な家族であるセキセイインコが、少しでも長く元気に過ごせるよう、ぜひ覚えておいてください。