オカメインコの模様の種類はとても豊富!

オカメインコは、その愛らしい表情と穏やかな性格から「癒し系インコ」として人気があります。
そしてもうひとつ、人気の理由は「羽の模様や色の多様さ」。
同じオカメインコでも、模様の違いによって印象がガラッと変わります。

ここでは、オカメインコの中でも代表的な6つの模様「ノーマル」「ルチノー」「パイド」「パール」「パールパイド」「シナモン」について、それぞれの特徴や見分け方を詳しく紹介します。

① ノーマル(グレー)

最も基本となる模様が「ノーマル」です。野生のオカメインコの色でもあり、全体的にグレーで、翼や背中はやや濃い灰色。顔の部分が黄色く、頬にはオレンジ色のチーク模様があります。
オスは成長すると顔の黄色がより鮮やかに、メスはやや地味な印象になります。

野生味が強く、性格もやや活発な子が多い印象。オカメインコ本来の美しさを感じられる模様です。

② ルチノー(白系)

ルチノーは、真っ白な羽に黄色い顔、そして鮮やかなオレンジ色のほっぺが特徴です。目は赤みがかったルビーアイで、非常に優雅で可憐な印象を与えます。
雌雄の見分けがつきにくい点が特徴で、どちらも同じように美しい色合いをしています。

性格は穏やかで、比較的人懐っこい子が多い傾向があります。「オカメインコ=白い鳥」というイメージを持つ人も多く、初めて飼う方にも人気の種類です。

③ パイド(まだら模様)

パイドは「まだら模様」のオカメインコで、ノーマルカラーのグレーの中に白い部分が不規則に入っているのが特徴です。
個体によって白い範囲が異なり、背中や翼だけ白かったり、全身に白い部分が多かったりと、本当に世界にひとつだけの模様になります。

おしゃれでユニークな印象を持つパイドは、ファンが多い模様です。性格的にも明るく、マイペースな子が多いといわれています。

④ パール(模様が点々)

パールは、羽根の一枚一枚にパールのような淡い斑点模様があるタイプです。光の当たり方で輝くように見え、まるで宝石のような美しさを放ちます。
メスに多く見られる模様で、オスは成長するとこの斑点が消えていく場合もあります。

見た目がとても上品で、特に背中から翼にかけての模様が人気。写真映えする種類でもあります。

⑤ パールパイド(華やかさ抜群)

パールパイドは、「パイド」と「パール」の両方の特徴をあわせ持った、とても華やかな模様です。
白いまだら模様の中にパール状の斑点が入るため、個体によって印象が大きく異なります。世界に一羽だけのデザインといっても過言ではありません。

まるでドレスを着ているような優雅さを持つため、特に写真やSNS映えする人気の模様です。

⑥ シナモン(優しいブラウン系)

シナモンは、ノーマルのグレーが優しいブラウンになったような色合いのオカメインコです。
全体的に温かみのある色で、落ち着いた印象を与えます。顔は黄色、ほっぺはオレンジで、全体のバランスがとても柔らかい雰囲気です。

性格も穏やかでおっとりした子が多く、家族の癒しになる存在として人気があります。

オカメインコの模様で性格が違う?

オカメインコは模様だけでなく、性格にも個体差があります。ただし、模様によって多少傾向があるともいわれます。
例えば、ノーマルやパイドは活発で冒険好き、ルチノーやシナモンは穏やかで甘えん坊な傾向があります。
もちろん、育て方や環境にも左右されるため、愛情をもって接することが一番大切です。

まとめ:お気に入りの模様を見つけよう

オカメインコの模様には、「ノーマル」「ルチノー」「パイド」「パール」「パールパイド」「シナモン」など、たくさんの種類があります。
同じ模様でも個体によって微妙に違うため、まさに「世界に一羽だけのパートナー」と言えるでしょう。
見た目の美しさだけでなく、性格や相性も含めて、自分にぴったりのオカメインコを見つけてくださいね。