オカメインコの性格に「おっさん」が宿る!?
オカメインコを飼い始めてから気づいたことがあります。それは、全てのオカメインコではないものの、一部のオカメインコには、どこか「おっさん」が宿っているように見えるのです。最初は私の思い込みかもしれないと思いました。ですが、日々観察しているうちに、その印象は確信へと変わっていきました。
具体的には、オカメインコが鼻歌のような歌を歌う姿です。その歌声は、まるで酔っ払ったおっさんが千鳥足でふらふらしながら、鼻歌交じりに適当に歌っているかのよう。もちろん、オカメインコ自身はしらふな状態です。それなのに、このなんとも言えない自由奔放な歌い方を見ると、思わず「こいつの体の中におっさんがいるに違いない」と確信してしまいます。
おっさんのような鼻歌の魅力
オカメインコの鼻歌は、ただの模倣ではありません。確かに人間の声や環境音を真似ることもありますが、一部のオカメインコは全く教えていない独自の旋律を生み出します。それがまた、おっさんっぽさを醸し出すのです。鼻歌のリズムや歌い回しは、まるで酔っぱらったおじさんが思いつきで作曲したかのようで、聞いているこちらの心までほぐしてくれます。
私は飼い始めてすぐ、オカメインコの個性の豊かさに驚かされました。「こんな歌、誰も教えていないのに、どうして作れるんだろう?」と考えることもあります。それでも、この独創性こそがオカメインコの魅力であり、また「おっさん説」を強く後押しするのです。
性格にもおっさんの片鱗が
もちろん、オカメインコの性格は個体差があります。穏やかでおとなしい子もいれば、活発で好奇心旺盛な子もいます。しかし、鼻歌や仕草において「おっさん感」が漂う子は、他の子とは違う独特の存在感を放っています。例えば、のんびりと歩き回る姿や、ちょっと無頓着に羽を整える様子、時折見せる渋い表情など……これらが組み合わさると、完全におっさんがそこにいるかのような錯覚を覚えます。
観察してわかる面白い習性
さらに面白いのは、オカメインコの「おっさん性」は成長とともに変化することです。幼鳥の頃は無邪気で天真爛漫ですが、少しずつ個性が出てくると、鼻歌の雰囲気や仕草に渋みが加わります。これは、まるでおっさんが経験を積みながら独自の生活リズムを持つように、オカメインコも自分なりのリズムを作り出しているのかもしれません。
日々の生活の中で、オカメインコの鼻歌を聞きながら「今日のおっさんはどんな歌を歌うのかな」と楽しみにする時間は、飼い主にとって最高の癒しです。体は小さくても、その中に宿るおっさん魂は無限大。こうした個性こそが、オカメインコをただのペット以上の存在にしてくれるのです。
まとめ:オカメインコの「おっさん」性格を楽しもう
オカメインコの性格には、時折「おっさん」が宿っていると感じる瞬間があります。鼻歌や仕草、独自の行動からその存在を垣間見ることができ、観察するたびに新たな発見があります。教えたことのない歌を勝手に作曲して歌う姿は、まさにオカメインコならではの魅力です。
ですので、オカメインコを飼っている方は、ぜひ「おっさん性」を見つけて楽しんでみてください。小さな体の中に宿る不思議で愛らしい個性を知ることで、さらにオカメインコとの生活が豊かになること間違いなしです。