
朝、モヤモヤしてた気持ちが…「ピッ!」で吹き飛んだ
仕事に行きたくない朝。気分はどんより。
そんなとき、ケージから聞こえてきた「ピッ!」というひと声。
「おはよう!」
私のセキセイインコ、名前はピノ。
つぶらな目でこっちを見ながら、首をふりふり。
思わず笑ってしまった。
インコあるある:こっちの言葉、ぜったい分かってるでしょ?
・「おやつ?」と聞くとソワソワ
・名前を呼ぶと首かしげる
・こっちが泣きそうなときに限って変な動きする
「わざとやってるでしょ~!」って言いたくなる瞬間、セキセイ飼いなら誰でも経験してるはず。
ひとり暮らしでも、ひとりじゃない
「ただいま」って声をかけると、羽をふるわせてお迎えしてくれる。
誰にも会わない日も、ピノがいればちゃんと会話がある。
テレビの音もスマホも必要なくなるくらい、インコとの時間はにぎやかで、やさしい。
モヤモヤを吹き飛ばす、羽ばたきの音
仕事でミスして落ち込んでいた夜。
静かな部屋に、パサッ…と小さな羽音。
肩に止まったピノが「ぴー♪」と鳴いた。
「…明日もがんばるか」
小さな命が、そっと背中を押してくれた気がした。
インコがいる生活は、想像よりずっと豊かだった
エサをあげて、掃除して、放鳥して。
手間もあるけど、それ以上に返ってくる“しあわせ”がある。
ピノと暮らすようになって、私の心は少しずつやわらかくなっていった。
小さな羽がくれる、思いがけない元気。
今日もありがとう、ピノ。