セキセイインコを飼ってはいけない人って、誰のこと？

先日、Yahoo!知恵袋でこんな投稿を見ました。

そこには「飼ってはいけない人が飼ってしまった。殺してしまった」という悲しい言葉が綴られていました。読んでいて胸が締め付けられるような思いでした。

僕も一度、セキセイインコを踏みつけて死なせてしまった

これは実話です。今でも後悔しています。名前は「ルナ」でした。放鳥中に床にいたことに気づかず、僕が踏んでしまった。

泣いて泣いて、何日も眠れませんでした。「自分は飼う資格なんかない」「殺してしまった自分は最低だ」——そう思いました。

だから、あのYahoo知恵袋の投稿者さんの気持ちが痛いほど分かるんです。

名前は、ソラ・ミント・チュチュ・アオ・モモ。
みんな元気に今日もピーピー鳴いています。

飼っちゃいけない人かもしれない。でも、僕は学びました。部屋にインコがいるときは絶対に足元を見る。ドアは必ず閉めてから動く。驚かせないように、静かに行動する。

ルナが命をもって教えてくれたことを、僕は毎日実践しています。

ある日、ソラがいなくなったと思ったら、ティッシュの箱に頭だけ突っ込んで寝てました。可愛さとヒヤヒヤが同時に来て、涙出そうになりました。

こんな小さな命は、ちょっとした油断で簡単に消えてしまうんです。だからこそ、気をつける。それだけでいいと思うんです。

僕は「こんな人は絶対に飼うな」とは言いません。でも、飼うなら、ちゃんと責任を持ってほしい。

失敗したっていい。過去にひどいことをしてしまったとしても、そこから学べばいい。
人間は完璧じゃないから、誰にだって過ちはあります。

でも、その過ちを繰り返さないこと。次の命を、ちゃんと大切にすること。それが僕たちにできる「償い」なんだと思っています。

実は、僕が過去に飼っていたインコの中には14歳まで生きた子もいます。10歳以上生きた子は10羽以上います。

それは僕が偉いんじゃなくて、過ちから学んできた結果です。飼育本も読んだし、獣医さんにもよく相談しました。鳥たちはそれに応えて、元気で長生きしてくれました。

Yahoo知恵袋の投稿者さん、もしこのブログを読んでくれていたら、どうか自分を責めすぎないでください。

もちろん命を粗末にするのはいけない。でも一度の失敗で、全てを諦める必要はありません。

あなたの次の1羽が、あなたの人生を変えるかもしれません。そして、あなたもその命を守る人になるかもしれません。